関節リウマチは早期発見&早期治療で進行を遅らせることができる病気です。
その特徴や治療方法をよく理解して、関節リウマチと上手に付き合いましょう!

リウマチ専門医インタビュー

- 関節リウマチの痛み -

痛みと上手に付き合えれば、リウマチの症状で困ることも少なくなります。

関節リウマチでは〈痛み〉は大きな悩みのひとつです。完全に治すことは難しいですし、かといってあきらめるべきでもありません。薬を上手に使ったり、関節を冷やしたり温めたりして痛みを軽減する方法もあります。また、<ペインクリニックというペインクリニックでは痛みを熟知した医師が「痛みとの向き合い方」をサポートしてくれます。
自分に合った方法を探して、うまく付き合っていくにはどうしたらよいか、いっしょに考えてみましょう。

痛みとの付き合い方

- 症状の進行度 -

関節リウマチによって関節が破壊され、日常生活の影響する症状の進み具合は4段階のクラスに分類されます。クラスIは、ほぼ健康な方と同じく、症状の影響をほとんど受けませんが、クラスが上がるにつれて、自分だけではできないことが増えていきます。もっとも症状が進行したクラスIVでは、寝たきりや車いす生活などを余儀なくされる状態になります。
早めの対処で進行は送らせることができますので、医療機関を受診を検討しましょう。

クラス I

日常生活は問題自分でできます。家庭での身の回りこともはもちろん、仕事などの社会活動にも影響はありません。

クラス II

個人差はありますが、日常生活に必要な動作や、重いものを持つなど仕事や活動の内容によっては不便が生じることがあります。

クラス III

身の回りのことは何とかできるが、外出時などには介助が必要な状態で、着替えや歩行など動作でサポートが必要なこともでてきます。

クラス IV

身の回りのことが自分ではほとんどできない状態で寝たきりか車椅子の生活で、介助が不可欠になります。

- 治療の流れ -

ますはその症状の原因が関節リウマチなのかを見極めるための診断・検査を行います。関節リウマチであるという結果が出れば、その進行レベル(症状の重さ)も考慮した治療を開始することになります。
治療と一口に言っても、痛みをとるための治療、症状の進行を抑える治療、関節の機能をもとに戻す治療などさまざまな方法があります。

1 治療への第1段階はリウマチを専門とする医師により、状況を把握するために患者さんからお話をうかがう問診と、血液検査をはじめとするいろいろな検査を行います。

2 問診と検査結果を踏まえ、症状の進行度や痛み、生活の不便さなど総合的に考えた治療やリハビリの進め方を医師が考えます。

3 症状に効果的な薬の投与、関節の動きを鈍らせないためのリハビリテーション、動きにくい関節の手術などを進めていきます。

リウマチの検査

- 関節リウマチの治療法 -

>関節リウマチにはさまざまなな治療法があります。外科的な治療や内科的な治療を組み合わせたり、治療に並行して症状の進行を食い止めるためのリハビリテーションも行われます。

薬物療法

薬物療法は「投薬治療」ともいい、薬によって体や症状の改善をはかる方法です。痛みをとったり、リウマチの原因を取り去るなどいくつか考えられる手段があります。

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手術療法

手術療法では、リウマチの症状の進行で衰えた関節の動きを元に戻る手術をしたらい、痛みの原因のひとつである部分を取り除く手術をします。

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リハビリテーション

リハビリテーション(リハビリ)は各関節の動きの衰えを復活させるだけではなく、症状の悪化を止めたりすることにも活用されています。

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